札幌の安くて美味しい大衆居酒屋厳選１５軒

最近、新たにランチ営業やデリバリーを始める居酒屋が増えています。ランチと言いつつ昼飲みも出来たりするので、観光客にもありがたい場所。でもせっかくなら、その土地らしいグルメやお酒を味わいですよね。 入るのにちょっと勇気がいるかもしれませんが、そこさえクリアできればほぼ終わったようなもの。あとは自分のペースで思うがままに。そこで、安くて美味しいのは当たり前！雰囲気良し、地元グルメが味わえる大衆居酒屋を厳選して１５軒をご紹介します。ぜひご参考下さい。

札幌駅周辺でおすすめの大衆居酒屋

大衆蕎麦・大衆酒場りん

入口にはホッピーの提灯が並び、店の賑やかな雰囲気が想像できます。ビールケースを利用したテーブルが、いかにも大衆酒場と言った感じで味があります。看板メニューはボリューム満点の特製ザンギ。１人ならハーフサイズがオススメ。新鮮な刺身の盛り合わせやそばを使ったサラダなど、個性的なメニューが揃っています。

出典：食べログ(上記２点)

１３：００～１７：００にドリンクが１杯￥２２０のハッピーアワーを開催し、なんと生ビールもＯＫ。おつまみ２品付きで￥１５００のせんごプラン、おつまみ３品付き￥２０００のにせんべろプランなどお値打ちなセットもあります。

出典：二朗のＢ級グルメ日記

さらに生ビールも飲める飲み放題＆ザンギ食べ放題が出来るコースや、ランチタイムの食事も充実。詳しいコースの内容やお得なクーポンは、ＨＰで要チェック！

ハムカツ神社　札駅店

出典：食べログ

入口に赤い鳥居が建ち、独特な雰囲気を醸し出しています。店名にもなっている看板メニューのハムカツは、厚さが５ｍｍ～２０ｍｍと５ｍｍ間隔で選べると言うこだわり。自分の好みで厚さをチョイスできると言うのが面白い！

出典：ホットペッパーグルメ

ハムカツをはじめ居酒屋定番の枝豆や冷や奴・刺身・揚げ物などおつまみメニューもたくさんあり、値段は￥９９～と激安なのも驚き。なかでも人気が高いのがナポリタンで、これも￥９９。お店の経営は大丈夫かと心配になる価格設定ですが、味・量ともに大満足間違いなし。

出典：LINE PLACE

アルコール類もインパクトのあるビジュアルやネーミングのものが多く、テーブルに運ばれてくるだけであちこちから笑い声が聞こえてきます。ガリガリ君サワーは、そのまんまグラスに入っているくらい！人気店なので混雑することが多いので、万が一の時はハムカツ神社南３条店も選択肢に加えてみてもいいかも。

炭火居酒屋　炎　札幌駅北３条店

出典：ameblo.jp

自社契約の養鶏所で約５０日間育てた伊達黄金鶏の若鶏から作る｢生つくね｣は必食メニュー。８種のスパイスで味を馴染ませてから備長炭の炭火で１本ずつ丁寧に焼き上げているため、とってもジューシー。 味は自然しお・たれのほか、柚子こしょう・キムチ・マスタードなどバリエーションが豊富。生つくね以外に砂肝・ハツ・ねぎま・豚串や野菜串などもあり、１本から注文可能ですが５本または８本の盛り合わせがお得。 ビールはサッポロまたはサントリーの工場から鮮度を保ったまま配送しているため、飲み放題でも美味しい生ビールを味わうことが出来ます。焼き鳥とビールにこだわりのある方に、特にオススメのお店です！

出典：食べログ(上記２点)

つくねと同じく伊達黄金鶏を使用した塩ザンギも外せません。１１種のスパイスを合わせた特製ダレに４８時間寝かせて熟成し、手作り・店内調理のため揚げたてアツアツ。 また伊達黄金鶏の鶏ガラ・鶏ダシを１４時間かけて煮込んだ生つくねスープを全ての客に無料で提供するなど、伊達黄金鶏への絶対的自信が感じ取れます。

晩酌処かんろ　本店

札幌の地で愛されて３０年以上。夕闇が迫る頃から灯り始める赤ちょうちんに誘われて、１人また１人と暖簾をくぐっていきます。晩酌処の名に偽りなく、全国から厳選された日本酒や焼酎を取り揃えています。 また北海道限定のサッポロクラシック、イタリア・スペイン産のワインに自家製果実酒のサワーなどもあります。

出典：食べログ(上記２点)

美酒に合うつまみも豊富で、特に焼き鳥は職人が１本１本丁寧に串打ちして絶妙のタイミングで焼き上げています。豚串やタン・ナンコツ・ハツなど種類も多く、１本￥１５０程度とお手頃。

出典：晩酌処　かんろ

また自家製のギョウザや希少な鵡川ししゃも、豚丼やおにぎりに冷麺・つけ麺などもあり夕食の場所としても最適。社員が自ら市場へ直接仕入れに出掛けているので、新鮮が魚貝も味わえます。

大衆酒場　おたる三幸　札幌北４条店

札幌で立ち飲みデビューしてみませんか？おたる三幸は札幌で最大規模の立ち飲み居酒屋で、席数は１００席。北海道サッポロライオンのグループと言うことで、ビールはもちろんサッポロクラシックから。またエビスプレミアムブラックや、伝説のホップ｢国産ソラチエース｣だけを使ったＳＯＲＡＣＨＩ１９８４も飲めるのでビールファンにオススメの店。

出典：食べログ(上記２点)

１９：００までの来店なら、ドリンク１杯・おつまみ・おでん２種・串物が付く｢ほろ酔いセット梅｣が￥１１００からあります。竹ならドリンク２杯で￥１５４０、松はドリンクが３杯になり￥１９８０。 セットにしなくても厚岸直送のつぶ貝や特製のおでん、国産のあべ鶏を使用した焼き鳥など居酒屋の定番料理が￥２００から味わえます。

出典：ameblo.jp

場所は地下鉄出入り口に直結という好アクセス。ここまで看板に書かれると、最終便間近まで飲んでしまいそうですね。くれぐれも乗り遅れの無いように。

大通公園周辺でおすすめの大衆居酒屋

大衆酒場　俺流　本丸

出典：ダイスケタイムズ本館

地下鉄大通駅に直結するビルの地下街にあるため、観光客には目に付きにくい場所にある穴場の居酒屋。同じフロアにこちらの本丸と、町中華をコンセプトにした大衆酒場俺流の二の丸の２店舗。通常お通しや席料のかかる居酒屋も多いですが、こちらは一切無し。

出典：キャンプとサウナとスパイスのブログ

俺流は、サッポロクラシックの樽生ビールが何と１杯￥２２０。さらにホッピー・サワー・焼酎・ワイン・ソフトドリンクなどドリンク全品が１杯￥２２０と言う嬉しい価格設定。これなら値段を気にせず飲むことが出来ますね。

出典：食べログ

ニンニクとショウガが効いたパンチのあるザンギや、桝に入った海鮮盛りなどサッポロクラシックがゴクゴク進むおつまみも充実。賑やかな雰囲気で楽しく飲めるので、つい長居してしまいそう。

第三モッキリセンター

出典：フォートラベル

１９２６年に創業した老舗居酒屋で、建物や入口を見るだけで渋い雰囲気が感じられます。中へ入ると、早い時間から集まってグラスを傾ける常連さんの姿。ここはまさに大衆酒場の聖地と言ったところ。じっくりとカウンターで飲みたいところですが、お店のお母さんの指示に従いましょう。

出典：食べログ

もともと酒屋の一角で酒を提供する角打ちから始まったとされるお店。おつまみもその当時からあったであろう素朴なメニューに、鯖みそ煮・棒鱈煮・ハヤシライスなど手間のかかった料理の数々。 また雪印チーズ・シャウエッセンなど商品名のまま書かれているものもあるなど、常連さんの好みを反映したメニュー作りなのかもと想像できます。

出典：gooブログ

テーブルのメニュー表以外に手書きのオススメも壁に貼られているので、見逃さないように。大瓶のビールや地酒などとともに、ツウになった気分で聖地での一杯をお楽しみあれ！

せんベロ酒場　へべれけ

出典：ameblo.jp

お酒好きなら知っている｢せんベロ｣は、￥１０００でベロベロに酔えると言う魅惑的なワード。へべれけのせんベロセットは、ドリンク３杯に日替わりのおつまみ３品。ドリンクはグラスビール１杯に焼酎２杯または日本酒２杯ですが、グラスビールと言ってもしっかりとジョッキで提供されます。

出典：ダイスケタイムズ本館

せんベロセットだけでも充分酔える人もいれば、まだまだこれからの人もいるはず。せんベロセットでエンジンがかかってきたら、取り揃えている厳選した日本酒や焼酎でもう１杯。

出典：二朗のＢ級グルメ日記

鯖へしこ焼きや自家製にしん漬け・煮込み豆腐など手の込んだおつまみに、枝豆・板わさ・ポテトサラダなど主なメニューは￥３００～４００台が中心。 居酒屋のスタンダードなおつまみが安くて美味しい、これ重要ですよね。

北海道海鮮大衆酒場　くろべゑ　西１１丁目駅店

サク飲みもじっくり飲みも満足できる、アットホームな雰囲気。女性１人でも入りやすく、駅と直結していているのでアクセスも便利。また、北海道に来たら食べたいと思うものが一通り揃っているのも魅力。

出典：食べログ(上記２点)

白味噌仕立ての豚モツや、白ザンギと黒酢風味の黒ザンギ、毎朝厚岸から直送される新鮮な牡蛎。焼き物・揚げ物など美味しいそうな物ばかりで目移りしそう。

出典：大衆酒場　くろべゑ　西１１丁目駅店2　facebook

アルコールのなかで特にレモンサワーが好き、そんな方にオススメの店。専用サーバーから出る強めの炭酸で作るド炭酸超生搾りレモンサワーは、飲み応え充分。さらに飲み放題なら、レモンサワーのレモンが使い放題。

大衆酒場　０３６(ゼロサンロク)

出典：livedoorBlog

年中無休で、平日週末に関係なく毎日飲み放題のプランがあります。通常１２０分￥１５００が、クーポン利用で１８０分になるのでとってもお得！追加料金で地酒も飲み放題になるプランも。お通し・席料は無く、生ビールやハイボールなどが１杯￥３１９とリーズナブルに楽しめる居酒屋。

出典：旅・食べ歩き、ときどきクッキング

０３６の名物となっているのが餃子。しっかり味を付けた餡をモチモチの皮で包み、１つずつ丁寧に焼いています。一口噛むと肉汁がジュワッとあふれ出すので火傷に注意。 味が付いているのでそのままでも充分美味しいのですが、酢・ラー油・柚子こしょうなど８種類の調味料を用意してくれているので味変も楽しめます。

出典：食べログ

１人前￥５５０(注文は２人前から)と激安の刺身７種盛りや６時間じっくり煮込んだもつ煮、よだれ鶏に炙り〆鯖など美味しいおつまみがいっぱい。アルコールを飲まない食事メインの方がいても安心です。

狸小路・すすきの周辺でおすすめの大衆居酒屋

やきとり　キィー

出典：食べログ

札幌でも１、２を争う手羽先の有名店で、創業から５０年以上愛され続けています。大通駅や西４丁目駅から近いですが、ビルの地下にあるので土地勘が無いとフラリと立ち寄るのが難しいかも。絶品の手羽先にかぶりつきたい地元民や運良くたどり着いた観光客が、連日行列を作っています。

出典：ameblo.jp

手羽先は、塩・こしょうなどでしっかり下味を付けてからガスオーブンでじっくり焼いています。皮がパリッと、中はジューシー。しかも１皿１７～１８本入っていて￥８８０と激安！ただし注文から提供までに最短４０分、混雑している時は１時間以上かかることもあるとか。

出典：食べログ

手羽先が来るまでの間は、イカのルイベやもろきゅうなどさっぱりしたおつまみをお供にして気長に待ちましょう。また手羽先やザンギはほぼ原価での提供のため、ドリンクは１人２杯以上と言うお店のルールがありますのでご注意を。

大衆酒場　さぶろう

出典：LINE PLACE

並んだ提灯の賑やかさに誘われて店内に入れば、想像以上に広く明るい雰囲気に安心します。ワイワイガヤガヤと賑やかに楽しみたいグループはもちろん、カウンター席もあるので一人飲みにもピッタリ。

出典：食べログ

魚にうるさい北海道民も納得の魚貝は、名物の階段盛りや寿司・丼で豪快に味わいましょう。寿司は単品でも注文できますが、お任せで６貫・８貫の盛り合わせで頼む方がお得です。どれも新鮮で、見た目も華やか！早く食べたい気持ちを抑えて、まずは写真に残しましょう。

出典：ameblo.jp

ほかにも焼き鳥や焼魚、揚げ物や鍋などフードメニューも充実。それに合わせるアルコール類も梅レモン・紫蘇レモン・パインレモンなど変わり種を含む１０種類のレモンサワーや、地酒に焼酎・ビールにカクテルと種類も豊富です。飲み放題が、３０分・６０分・９０分・１２０分と選べるのも珍しい。

大衆酒場　有頂天　本店

出典：部屋と外食と私 〜札幌の中心で飯を食べる〜

２０２０年９月にオープンした比較的新しいお店ですが、仕入れ状況によって毎日変わるフード類が美味しいと評判。店名の有頂天からもわかるように、元気なスタッフが揃い楽しく飲めること間違いなし。アイヌの伝統的な住居であるチセからヒントを得て造られたという店内は、木の温もりを感じさせてくれます。

出典：食べログ

北海道を中心に、全国から食材を厳選。経験豊富な料理長が繰り出す独創的なメニューの数々に、ワクワクが止まりません。旭川産白美豚のカツにフワフワの卵を合わせた元祖オムカツや、長崎産のハーブ鯖の生とろ鯖刺し。

出典：ダイスケタイムズ新館

自家製ポン酢や大分産柚子こしょうなどで味わう宮崎地鶏もも肉のたたきに、鮭出汁のおでん。もしかしたら同じメニューにはこの次出会えないかもしれないので、｢本日の逸品｣には必ず目を通しましょう！

大衆酒場　富士山(ふじやま)

出典：ameblo.jp

女性１人でのランチや昼飲みは、場所探しのハードルが結構高い。しかし値段も手頃で雰囲気のいい場所がマストなら、この店が絶対オススメ！スタッフも女性中心なので、女性だけの利用も多く見られます。もともとミートボール専門店だった場所を業態変更しているため、店内は大衆酒場の雰囲気が薄く清潔感も満点。銭湯のようなドデカい富士山の絵が壁に描かれているのが、ちょっとユニーク。

出典：荒野の酒場ハンター

人気メニューは、おでんや店で１本ずつ丁寧に串打ちする焼き鳥。また別海町・尾岱沼の漁師から直接仕入れている魚貝類が、鮮度抜群で美味。週に２～３回気軽に寄れる店を目指しているためか、１品が￥５００未満なので安く飲むことが出来ます。

出典：食べログ

平日１２：００～１４：３０のランチも、ビックリするほどお得。特に限定１０食￥５００の丼は、食べることが出来ればラッキー！これを狙っているライバルが多いので、オープン前に到着していないと難しい。

ろばた大助(おおすけ)　本店

海産物の宝庫である北海道ですが、地域によって水揚げされる種類はさまざま。しかし、札幌なら道内のあらゆる魚貝類が集まってきます。新鮮な海鮮を出す飲食店も多数ありますが、道内産の食材にとことんこだわるろばた大助は別格です。一般的な居酒屋よりちょっと高めですが、行って損はしませんよ。 緑提灯とは、地場・国産品を５０％以上使用している目印。★が５つであれば９０％以上となり、ろばた大助は★４つ。多くの北海道産・国内産食材を使用していると言う証。

出典：食べログ

メニュー表には食材の産地や農園の名前まで書かれていて、仕入れに対する自信の表れを感じます。大きくて脂の乗った真ホッケや天然の鮭・鱒、羅臼のキンキに日高の本ししゃも。帯広のとうもろこしにじゃがいも、千歳のう米豚。海の幸や大地の恵みが満載です。 目の前の焼き場が見られるカウンター席に運良く座れれば、ここからの時間はまさに至福のひととき。好きなお酒に合わせるおつまみ、何にしようか悩みますね。

---

札幌市内の飲食店は約８５００、札幌市中央区だけでも１０００以上あるそうです。ご紹介したのは、その中のほんのわずか。今回は北海道らしいグルメが味わえること、料金がリーズナブルである事を中心に厳選しました。もし出掛けたことのないお店があれば、ぜひ訪ねてみて下さい。 ※営業時間や定休日・料金などは、お出かけ前に各店舗の公式ＳＮＳ等で最新の情報をご確認下さい。 ※ご紹介した内容は、店舗の都合や仕入れ状況により提供できない場合があります。