10月に北海道を満喫するならお勧めの観光名所
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全国各地では四季折々に応じた魅了が満載。地元の方だけでなく多くの観光客が集う場所。特に季節の中でも秋となる10月の北海道は多くの観光名所の魅力が満載です。
10月のおすすめ観光名所① 層雲峡の大函
出典:北海道観光タクシー
層雲峡は北海道の中でも紅葉スポットとして毎年多くの観光客が集う場所。10月初旬から中旬が見ごろとして10月の北海道に訪れたいエリア。そんな層雲峡には訪れた方が必ず足を運ぶ「大函」。 幻想的な滝とのマッチングが多くの方の心に残る景色。数々の切り立った岩に多くの木々が聳え立っており、霧が掛かると神秘的な風景が広がり観光客を魅了させてくれることでしょう。10月のおすすめ観光名所②三国峠から見る雲海
出典:ZEKKEI Japan
上士幌町にある三国峠は標高1139mに位置し、道内の国道の中で最も高い峠。時期に関わらず松見大橋は広大な光景が人気。特に周りを数々の木々に囲まれているため、10月の紅葉時期がおすすめ。
色鮮やかな紅葉を見ながらのドライブコースを是非ご堪能してみてはいかがでしょうか。
10月のおすすめ観光名所③ 夕張市のもみじ祭り
出典:るるぶ
夕張市で開催されているもみじ祭りは新千歳空港から近くにあるという一面からも利便性が高く、多くの観光客が集まる観光名所。そんな、もみじ祭りはこれまで30年以上に渡り開催されていた伝統的なお祭り。
一時は、市の財政悪化によって開催されなくなったことも。もみじ祭りを衰退させてはいけないと多くの有志の方々のおかげで、今現在のように復活を成し遂げています!
10月のおすすめ観光名所④ 網走市能取湖のサンゴ草
出典:花と風景 北海道
網走市に位置している能取湖はオホーツク海と繋がっている塩湖。多くの方が訪れるエリア。普段は何気ない塩湖が広がっていますが、10月頃の初秋にはなんと塩湖が真っ赤に。これは塩湖に生えている「サンゴ草」という草が真っ赤になるため。 サンゴ草は葉っぱが無い事が特徴。厚岸町で発見された事でアッケシソウとも呼ばれています。
これまで秋口になると能取湖は真っ赤な絨毯が敷かれた様な光景が広がる事で、観光客の足が絶えない観光地となっていましたが、平成23年の自然災害によって土砂が流れ込んでしまいサンゴ草は壊滅状態に。しかし地元住民の絶え間ない育成努力により、復活宣言が出され、再び観光名所として一段と高い人気を誇ってます。
10月のおすすめ観光名所⑤ 釧路市のまりも祭り
出典:北海道Style
北海道を代表する生物の一つでもある「まりも祭り」はまりもの生息地としても知られている道東阿寒湖にて10月初旬頃に開催されます。このお祭りは北海道の先住民でもあるアイヌの伝統儀式として古くから行われており、豊かな自然に対しての感謝の意を表すためのお祭り。 そんなまりも祭りですが、まりも踊りでの行進によって始まり、夜になるとまりもを迎える儀式が催されます。アイヌの人々にとってはまりもは豊かな自然を維持できている象徴ともなっており、アイヌ民族との深い関係を知れる貴重なお祭りです。10月のおすすめ観光名所⑥ 函館市の香雪園
函館の見晴公園は紅葉が美しい事で旅行や観光で訪れた方から人気スポット。香雪園は国の文化財にも指定されており、10月中旬頃からは夜になるとライトアップもされ、家族や友人は勿論、カップルで訪れたい場所。ライトアップ期間内は17時からミニライブが無料にて楽しめ、美しい紅葉と音楽の融合を堪能できるスポットとして函館を訪れた方からも人気。
10月のおすすめ観光名所⑦ 札幌市の定山狭
出典:美侍
札幌市内を流れる豊平川の上流に位置している定山狭は人気の紅葉スポットとして、10月中旬頃に訪れたい観光名所。元々、定山狭は「札幌の奥座敷」とも呼ばれており、札幌市内から車で1時間程で訪れる事も魅力の一つ。さらに、二見公園や豊平狭ダム、さらには温泉も展開されている事で、紅葉と温泉を一度に堪能できるスポットがあることは嬉しいですね。10月のおすすめ観光名所⑧ 足寄群のオンネトー
出典:写彩あやせ
阿寒国立公園内にあるオンネトーは10月上旬頃に紅葉が見頃に。オンネトーの湖は季節によって5色に変化する事から「秘境湖」としても多くの観光客が集まるエリア。紅葉とオンネトーの色合いが美しく広がる中で、聳え立つ阿寒富士とのマッチングは訪れた多くの方の心に深く残る景色と言えるでしょう。紅葉が見頃となる頃には阿寒岳が雪を被った状態となっている事で、秋と冬の二つの季節を味わえるスポット。10月のおすすめ観光名所⑨ 美瑛町の青い池
出典:All About
美瑛町には神秘的ともいえる「青い池」があり、観光地として多くの方から人気。十勝岳から流れてくるアルミニウムを含んだ水と美瑛川の水が混ざる事によって起こる自然が作り出す色褪せない青い池は、美しいまでの透き通りとなり心が奪われそうになることでしょう。 特に10月になると紅葉の赤色と行けの青色のマッチングが言い表せない程の色合いとなり、多くの方が浸かれた体と心をリフレッシュされに訪れてくるのです。
10月のおすすめ観光名所⑩藻岩山
札幌市のほぼ中央に位置する標高531mの藻岩山(もいわやま)。アイヌ語では「インカルシベ(いつも上って見張りをするところ)」と言われ、かつてはアイヌの「聖地」。山頂からは札幌の街並みや日本海石狩湾、増毛暑寒別岳までの大パノラマを望めるため、藻岩山は札幌の夜景スポットとして人気!
そんな札幌もいわ山ロープウェイの紅葉は、10月中旬〜下旬が見頃。麓から中腹まではロープウェイか藻岩山観光自動車道を利用、中腹から山頂までは世界初の駆動方式を採用したミニケーブルカー「もーりすカー」の乗車が可能です。札幌市民には気軽に登れる山として人気が高く、軽装で登れる5つの登山道(最短コース2.4km、最長コース4.5km)があり、夏場の週末や、紅葉時期には登山客で賑わいを見せるのも特徴です。

藻岩山へのアクセスですが、もいわ山ロープウェイまで、市電を利用できます。市電に乗ってロープウェイ入口で降りた後は15分間隔で運行している、もいわ山麓駅までの無料シャトルバスで行きます。

ちなみに、札幌市電は貸切が可能です。 貸切料金 片道:15,740円(所要時間約1時間) 往復:31,480円 利用可能人数座席30名(最大90名)
10月のおすすめ観光名所⑩ワイン城のワイン祭り
出典:www.asahi-net.or.jp
ワイン城はその名の通り、ワイン通の方はぜひ押さえてほしい観光名所。池田町は町営でワイン作りを行なっている町。ワイン城はそこで栽培、醸造等の作業を行なっているシンボル的な存在。
今でこそ北海道にはワイナリーが増えてきていますが、ワイン城ができた時代には、これまで寒冷地である北海道でワインをつくるというのは夢物語だったよう。

そんなシンボルのようなワイン城も、近い将来、地域の人も楽しめるよう、そして、憩えるような施設へと変貌を遂げる予定なので、新たに生まれ変わったワイン城にも期待したいところですね!
10月のおすすめ観光名所11 登別の地獄谷
全国的にも珍しい9種類の泉質の登別温泉をゆったり楽しむことや観光スポットを効率的に周るには、夏から秋にかけての季節がおすすめ。ここ地獄谷は日和山の噴火活動によりできた爆裂火口跡で、直径が約450m、面積は約11haにも及ぶ広大なエリア。
谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、まさにグツグツしている様子がご覧いただけるかと思われます。このような様子が「鬼の棲む地獄」のようであることから地獄谷と命名されたのだそう。草木のないむき出しの岩肌も目立ち、硫黄のにおいが充満しているのが特徴です。
この地帯を観光する際には陸橋を使い、地獄谷の噴火口に近づけます。湧出量は1日1万㌧、この大量の温泉の湧出量がここら地域一帯の登別温泉を支えていると考えるとすごいですね!冬の地獄谷では、雪と湯気のコントラストがあり、10月とはまた違った光景を見られるでしょう。

ついでによってほしいのがこの閻魔堂
登別には鬼像がたくさんありますが、代表的なのは閻魔堂に鎮座する閻魔大王。それ以外にも親子鬼像、登別東インター前の歓迎鬼像、鬼祠 -念仏鬼像などがあります。そんな登別のメインストリートとなる極楽通りにある閻魔堂では、時刻が10、13、15、17、20、21時にはこの閻魔大王の地獄の審判(公演)が行われます。この公演では閻魔大王の顔の表情や腕が変化し、恐ろしい様子になり迫力!時間としても5分程なのでさっと立ち寄ってみれるのもいいですね。
このように、北海道はアイヌの素晴らしい文化が色濃く残る一面や、雄大な自然が広がる光景など、日本でありながらも、全く異なる一面を感じさせますが、北海道ならではの独創的な観光地は是非一度来てほしい素晴らしい名所ばかり。その傾向が、四季の中でも、秋の魅力が満載となった10月は一際際立っていることでしょう!そんな10月の北海道に皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか。