
冬季に北海道に来る方必見!知って起きたい服装や豆知識


これからの季節にどのような服装でくればよいか、いざ過ごすとなった場合はどのようなことに注意すれば良いか、最初に知っておくべきことは何か気になるところですよね。今回はそんな北海道の冬を乗り過ごすために必要な豆知識をご紹介させていただきます。
12月の北海道の気温は?

札幌の平均気温
日別平均 | 日最高平均 | 日最低平均 | |
1月 | (3.10) | (0.33) | (6.20) |
2月 | (1.60) | 1.30 | (4.73) |
3月 | 2.20 | 5.43 | (0.77) |
4月 | 8.03 | 12.77 | 3.80 |
5月 | 14.33 | 19.67 | 10.03 |
6月 | 16.23 | 20.80 | 12.57 |
7月 | 22.37 | 27.13 | 18.87 |
8月 | 21.93 | 26.00 | 18.80 |
9月 | 17.93 | 22.50 | 14.10 |
10月 | 11.13 | 15.33 | 7.03 |
11月 | 4.67 | 8.00 | 1.13 |
12月 | (1.07) | 1.77 | (4.07) |
平均気温(約):12月札幌-1℃/東京7℃、1月札幌-3.5℃/東京5℃、2月札幌-3℃/東京5.5℃
初めての北海道【服装編】

では、北海道の冬ではどのような服装を着るべきなのでしょうか。まずは、北海道民の服装をみて行きましょう!
北海道の人は決して厚着ではない


北海道の人も同じです。また、なんで?と思うほど薄着の方もいますよね。
基本は基本服+1枚



では、北海道の人が北海道外に行くとどうなるかというと、暖かいので、インナーを1枚脱ぐのです。これが北海道の人が薄着で寒さに強いと思われている所以だと筆者は思います。
北海道でおすすめのインナー

・ヒートテック
厚手の上下ヒートテックは必需品。もし、札幌ではなく北海道の道東や道北などより寒いところに行かれる方であればヒートテック2枚重ねなども良いでしょう。・タイツ
スカートを着用する女性であればストッキングを履く方もいるかと思いますが、60~80デニールくらいのタイツがおすすめです。
もし可能であれば「110デニール」以上がベスト。そして、発熱性の高い素材が良いでしょう。とにかく生地が厚い方が良いです!
北海道でおすすめの頭・首につける防寒具

ニットキャップ
帽子を普段被らない人でも、あった方がよいのが、ニットキャップ。ボア付きなのが特におすすめです。北海道に来られる方に、一つ買ってみても良いかもしれませんね。耳あて
耳が寒さに弱い方以外は特に買わなくてもよいかと思うのが耳あて。荷物としてかさばり、ファッションとしても他と合わせるのが難しいため、筆者はあまりオススメしません。 ただ、現在の耳あてはぴったりサイズや、おしゃれなものまで色々とあるそうなので、探す余地はあります。雪山に、スノボーやスキーに行かれる方はあった方が良いかもしれません。ネックウォーマー/マフラー
雪山に行く時には必需品であるネックウォーマー。しかし、旅行で北海道観光する分には、普マフラーで十分です。しっかりと首に巻きつけて、寒さをしのぎましょう。 一通り冬季の北海道に来られる方のために、服装についてお伝えしてきましたが、一つ言えることは、北海道に来るからと言って特別に買い足す必要はないということ。特別に暖かい服を買わなくちゃいけないと思わず、普段の格好で気楽にお越しください。
ただ、どうしても心配ならばカーディガンを用意するといいでしょう。薄くてかさばらず、室内で熱くなったら脱げますね。
北海道でおすすめの靴や靴下


ところが、気を付けなければいけないのは、靴。さらには足元です。雪のあまり降らない地域もありますが、それでも足元、とくに靴には気を付けなくてはなりません。
北海道民が選ぶ靴は?


冬靴と夏靴では滑り方が著しく違います。冬靴の特徴はなんといったってスタッドレスタイヤと同じように靴の底にぎざぎざの凹凸があること。夏靴にはそれがなく、底がフラットなのですべりやすいです
もし冬靴をわざわざ買いたくない場合は、コンビニエンスストアやドラッグストア、靴店などに靴の下に貼り付ける滑り止めが約1,000円~2,000円で売られておりますので、買って使うのも良いでしょう。
最近はロードヒーティング(地中に温水を巡らせて雪を解かすシステム)の普及や、札幌などだと街に不通においてある滑り止め用の砂をまくことで、あまりすべらなくなったとはいえ、雪の降らない地域で履いている靴を履いてくると、まず一度は転びます。雪がなくても、ブラックアイスバーンといわれる氷状になっている部分も。


靴底は、雪道仕様のもの、ない場合は滑りにくい靴底のものを選びましょう。
北海道で履く靴下は?


札幌市にお住まいのとある女性からこんな意見を聞きました。
冬靴持ってないのですがハイヒール、厚底は大丈夫ですか??答えはNOです。
もちろん安全を考慮してのこと。最近はハイヒールではなくロングブーツの方が人気が出ています。技術の進歩で冬靴の靴の裏にセラミックや貝殻を使って、より滑りにくく、なおかつおしゃれですよ!
そして「女子高生の生足」が北海道の冬の風物詩みたいになっていますがスカートをはくのであれば、スカートの下はもちろんストッキング・パンストではなくタイツ、そしてタイツ&ロングブーツ!が断然暖かくておすすめです。
冬道の滑らない歩き方
道外の方はよく転倒すると上述しましたが靴の良し悪しは置いといて、歩き方を工夫する必要があります。
通称”すり足”と呼ばれる歩幅は小さく靴の裏全体を道路につけるような歩き方がおすすめです。
地下歩行空間をなるべく活用しよう!

札幌駅前通地下歩行空間
まず、札幌駅前通地下歩行空間は札幌市民が、最も冬季に使う通路といっても過言ではなく、札幌駅前通の真下から、地下鉄南北線さっぽろ駅と大通駅間の約520メートルをつなぐ歩くと約10分ほどの地下空間のこと。 札幌駅前通の地下歩行空間では、途中途中に出口があることから、札幌駅から大通駅までの区間において、目的の場所に到達するための最短手段を取ることも。さっぽろ地下街 (オーロラタウン・ポールタウン)
一方、さっぽろ地下街 (オーロラタウン・ポールタウン)とは、地下鉄南北線・東西線の大通駅を基点に、東へ伸びる「オーロラタウン」と南へつづく「ポールタウン」と分類されます。 札幌市民の方は”すすきの”で飲むことから、札幌駅前通地下歩行空間を使い札幌駅から大通駅に行き、その後、さっぽろ地下街(ポールタウン)を抜け”すすきの”に歩いて向かう方も多いです。もちろん南北線を使い電車で向かう方が多数ですが、途中で大通でショッピングを行う方など、地下通路を歩いている気がします。
札幌の玄関口であるさっぽろ駅から繁華街すすきの駅まで地下通路で直通されており、一歩も外に出ることなく歩いて行けます。厚着をしても寒くてどうしようもないときは使ってみてください。
初めての北海道【暖房節約編】

【1】別で寒さ対策をすること
【2】暖房の使い方を変えること
この2つの方法を、それぞれ解説していきます。
【1】別で寒さ対策をすること
毛布を活用しよう!
昨年から大流行している着る毛布。大きな毛布に袖がついている形状のものになります。リビングでテレビを観ている時や机に向かって勉強や仕事をしている時にお薦めです。湯たんぽを活用しよう!
実際にはお湯をしない湯たんぽもいいですが最近は電子湯たんぽをいうものが存在しています。この電子湯たんぽは優れもので、電子レンジで加熱することによって温まり、温かさは7時間持続するという製品です。電子湯たんぽは保温効果のあるジェルでできた柔らかい湯たんぽとしても知られています。カイロを活用しよう!
カイロといえば冬に持ち運ぶあれです。しゃかしゃか振ってしばらくすると暖かくなる、そうあれ。しかし最近は電子カイロみないなものも登場しています。ACアダプターだけでなくUSBに接続しての充電も可能なタイプもあるとのことなので便利な世の中ですね、本当。 充電にかかる時間はACアダプターで約3時間、USBで約5時間。 連続して使用した場合の持続時間は弱モードで2~4時間。強モードで約1時間半~2時間なので、寝入りに使ったり、通勤時に使うのにお薦めです。防寒対策を徹底しよう!

【冬靴のメンテナンスは必須】
冬靴で雪道を歩いて、帰ってきます。そのまま靴をほおっておくことはしません。たいていは、玄関ではなく(玄関は寒いので)、室内にその日履いた冬靴を招いて、新聞紙を丸めて入れておいておきます。こうして、解けた雪による水分を少しでも減らし乾燥できます。そうすることは冬靴のゴムを長持ちさせれるわけです。また可能なら防水スプレーで軽くメンテナンスしてあげることも必要かもしれません。
・厚着(セーター含む)
・厚手のコート(可能なら傘差さなくていいようにフード付き)」
・手袋
・マフラー
・耳あて(道民はあまりつけない)
・ほっかいろ
その他あったら便利なものを列挙
・リップクリーム。 ・折りたたみ傘(雨の日用)【2】暖房の使い方を変えること
リモコン設定で暖房費節約
暖房の設定温度を下げるエアコンの設定温度は消費電力に大きく関わり、設定温度を1℃下げると約10%の節電になるとされています。
環境省が推奨する暖房時の設定温度20℃~22℃を目安として、寒く感じた場合も少し厚着をすることで、無理のない程度に温度調整が行えます。
また、エアコンをつける時は自動運転機能で一番節約できます。なぜかというと、エアコンは設定温度にするまでが一番電気を使うため、自動運転で一気に室温を上げてしまうほうが電気代はかからないからです。結論としてエアコンをつける際は「自動運転」機能を使うと良いでしょう

人間が快適と感じる環境は、温度と湿度(しつど)のバランスで決まるので、暖房時、設定温度を低めにしていても、湿度(しつど)を上げることで、設定温度が高めの時と同じ暖かさを感じることができますので 実践してみてください。