
道内初のコンビニエンスストア、セイコーマートの凄さ!
皆さんご存じのセイコーマート。道内初のコンビニエンスストアでありながら、全国チェーンのセブンイレブンやローソンに引けを取らないばかりか、未だに道内で優位性を保ち、他を寄せ付けない程の人気ぶり。
では、なぜセイコーマートが生まれて、現在のように道民に愛されるまでに至ったでしょうか。きっとご存じの方はそう多くはないでしょう。今回は道民の皆さんから愛されるセイコーマートに焦点を当てましたので、道内初のコンビニエンスストア、セイコーマートの凄さ!を是非ご覧くださいませ。
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まず、セイコーマートが初めてオープンしたのは1971年。皆さんの中にはやはりコンビニ大手のセブンイレブンやファミリーマートがコンビニの先駆者というイメージがあるかもしれませんが、これは皆さん御馴染みのセブンイレブンよりも前のことであります。言い換えれば、コンビニ業界最古がセイコーマートと言えるでしょう。
次にセイコーマートという名前の由来に関して言及すると、名前の由来は創業者「西尾長光」の名前にちなんでいます。ここでもう一度創業者「西尾長光」の名前を注視してみてください。最初と最後の西→光でセイコーとなることがお判りいただけるかと思います。また、これには願掛けの意味も含まれており、「成功(sucesess)」となっているのだとか。願掛けは見事成功し、現在に至り、詳しい内容に関しては後述させていただきます。
セイコーマートの特徴を以下4点でご紹介させていただきます。
元々セイコーマートは酒屋を営んでいたこともあり、美味しいワインが店頭に並ぶのが特徴です。これは担当者が直接ワインの産地を訪れ、ワイナリーを確認し、1本1本口に含んで味と品質を吟味した上で仕入れたことの成果。
また、これらのワインの原産は道内のみならず、ヨーロッパ各国と多岐にわたります。そのため、色々な種類のワインを堪能できるのも一つの醍醐味。さらには、価格帯も安価であり、大体500円前後と学生でも手の出しやすい価格設定。筆者のお勧めはスパークリングワイン。安くて、美味しいので是非ご賞味くださいませ。
セイコーマートは地域性を重視しており、店舗の特性を考慮して営業形態を変化させています。その一つの事例が24時間営業ではないこと、です。最近の他大手コンビニエンスストアが24時間営業をしていることを考慮すると、セイコーマートの営業時間の形態は珍しいかと思われます。
また、セイコーマートは自社の利益の追求はもちろんですが、地域貢献意欲が強いように見受けられます。
例えば、北海道の初山別村(しょさんべつむら)への出店した事例をご紹介させていただきますと、これは元々初山別村の宮本憲幸村長からの要請がきっかけでありました。しかし、冷静に考えてみると、ここは札幌から200キロメートル以上北に行った場所。もちろん利便性に乏しく、人口はわずか1300人ほど。このように需要も少なく、供給面(マーケット)でいくつか障壁があることがお分かりいただけたでしょうか。
しかし、最終的にはセイコーマートは初山別村への出店を決めました。赤字覚悟の上です。セイコーマートが初山別村の活性に寄与したい!という強い思いがなければ、無し得なかった偉業ともいえましょう。
後にセイコーマートの丸谷社長はこう綴っております「店がひとつのきっかけになって地域が活性化していくとすれば小売業に携わるものとして仕事冥利に尽きる」と。
近年では地方からの都市部(札幌)への人口流入により人口の一点集中が進んでおり、少子化や高齢化に伴い、地方の衰退は軽視できない問題であります。そんな中、商圏人口が少ない狭小マーケットの小型店で如何に買い物客を満足させる商品供給と品揃えをしていくかという観点でセイコーマートの果たした役割は大きいでしょう。このような会社を筆頭に地方創成を是非実現して欲しいです。
上述したような経緯から、セイコーマートは道民に愛されます。故に顧客満足度が高いです。そのため、筆者の体感ではありますが、もし仮にコンビニに買い物に行く用事がある際は、距離的な制約が無い限り、迷わずセイコーマートを選択する傾向にある方が多いです。その結果、セイコーマートの数が異常に多く、道内に1000店舗以上の店舗を展開。コンビニ業界最大手のセブン-イレブンですら約900店ということから、如何にセイコーマートが凄いかがお分かりいただけたのではないでしょうか。コンビニのシェアを計算したところ、北海道全域のコンビニの総数の内、約35%前後がセイコーマートであります。
ホットシェフでは弁当やお惣菜ができたての状態で陳列されております。これらは専門のスタッフが下味付けから完成まで丁寧に調理したもの。例えるなら、ホットモットの弁当のよう。しかも、種類も豊富で、おにぎり、豚丼、カツ丼と様々。
このようにホットシェフのクオリティは高く、道民にとっても周知の事実。お昼時など迷わずホットシェフで昼ご飯を買うなんて、日常茶飯事。その結果、昼過ぎには売りきれるということもあるでしょう。
こんな人気ならきっと売上も・・・?その通り。このホットシェフ単体だけの売上でなんと年間130億円とも言われています。この額を聞いてもピンと来ないかもしれませんので、イメージをするなら「ブラックサンダー」を売っている有楽製菓やチロルチョコ、「うまい棒」を販売している「やおきん」などと同レベル。一つのコーナーでその規模なのは、ただ圧巻の一言ですね。
ホットシェフでおすすめのお弁当を次に詳しくご紹介します。
「カツ丼」は、セイコーマートで上位人気のお弁当。なぜならジューシーなお肉に、サクサクの衣が纏わり付き、ふわとろの卵と共に食べる味は格別。外食にも引けを取らない味だと筆者は考えております。
定番メニューのお弁当。季節に関係なくいつでも購入が可能。ぶ厚いトンカツが丼いっぱいに入ったお弁当で、オリジナルのたれが味わい深くクセになる美味しさ!カツ丼の玉子は半熟玉子。ふわとろの食感が絶品のおすすめのお弁当。
そして、セイコーマートの「カツ丼」は、コンビニ弁当のお弁当としてはクオリティが高く、お店で食べるより美味しいと評判。お値段は540円でお弁当としては普通。ですが、お店よりレベルが高いとなれば、かなりリーズナブルなお値段です。「カツ丼」はセイコーマートの中でも大変人気のメニューで、お昼前には売り切れることも。できればお昼時よりちょっと早めに行くと、スムーズに購入できるでしょう。
「豚丼」も、「カツ丼」と同様にセイコーマートの上位の人気弁当。こちらも定番メニューのお弁当。季節に関係なくいつでも購入可能。オリジナル甘辛いタレが効いた豚丼は、豚肉がとってもやわらく、程よいジューシーさが食べやすいと評判!お値段は540円。豚肉もたっぷりのっており、ボリュームが欲しいときに食べたくなるお弁当です。
そんなセイコーマートの「豚丼」には、普通の豚丼と温玉入りの2種類の豚丼があります。しっかりした味付けでごはんとのバランスも良い豚丼。温玉入りはやわらかい味わいが人気。ノーマル状態で味わった後、温玉を混ぜてとろとろの豚丼を味わうのがおすすめで、ひとつの丼で、二度楽しめます。温玉入り豚丼のお値段は、ひとつ600円。どちらも美味しいのでお好みで選んでみてくださいね。
「カツカレー」も、セイコーマートの上位人気弁当。こちらも定番メニューのお弁当。季節に関係なくいつでも購入できます。カレーのルーは19種類のスパイスを使っており、何度でも食べたくなってしまう美味しさ!カツは揚げたてのサクサク食感で、食べごたえも充分な一品です。お値段はひとつ590円。大きなカツがのってこのお値段は、かなりお得なお弁当と言えるでしょう。
普通のカツカレーはちょっと量が多いなと言う方には、ハーフカツカレーがおすすめです。お値段は380円とリーズナブルで、女性や少食の方も購入しやすいお弁当。カレーはリピート率が高く、毎日セイコーマートのカレーを食べていると言う方も少なくありません!スパイシーなメニューが欲しくなったら、ぜひいかがでしょうか。
「とり天丼」は、セイコーマートで人気のお弁当。セイコーマートの中でも根強いファンがいるお弁当で、こちらもリピート率の高い逸品です。ごはんの上にきざみのり、甘辛く味付けされたとり天が後をひきます。お弁当として全体の割合が丁度良く、飽きずに食べられると評判の上、お値段は398円とお弁当のなかでもリーズナブル!ランチメニューに購入しやすいお弁当と言えるでしょう。
そんな、甘辛い味付けが人気の「とり天丼」ですが、辛口タイプのとり天丼も発売されています。辛口はコチュジャンの辛みが効いており、味にパンチが欲しいときにおすすめ。思いのほか辛いので、辛い物に自信のある方はぜひどうぞ!
普通サイズのとり天丼もなかなかの量ですが、とり天丼にはさらに量の多い激盛りとり天丼があります。もっと量を多く食べたいと言う方におすすめです。こちらのお値段はひとつ500円。かなりのボリュームがありますが、ちょっと勇気を出してトライしてみてくださいね。
「チキン南蛮重」は、セイコーマートで人気のお弁当。ごはんの上にチキン南蛮がのったボリュームあるお弁当です。南蛮チキンがとても大きくて、ごはんが見えなくなりそうな勢い!タルタルソースがまた絶品で、これでもかと言うくらいたっぷりとかかっています。カツ丼と同様クオリティーの高いお弁当で、お店に行くよりもセイコーマートの南蛮を食べたいと言う方が多い印象です。
チキンとご飯の間には千切りキャベツがはさまれているので、ボリュームはありますがあっさりした後味にしてくれます。「チキン南蛮重」のお値段は550円。でき立てがやはり美味しいので、作りたてを狙って来店してみてくださいね。
「さんま蒲焼重」は、セイコーマートの人気弁当。北海道産の新鮮なさんまを使ったお弁当で、お魚派の方に人気。脂がのった大きめのさんまが5切れのっており、あとからかけるタイプのタレでいただきます。わさび付いているので、お好みに合わせて味を調節できます。
「さんま蒲焼重」のお値段は520円。お魚が足りてないなあと感じてる方も、手軽にお魚が食べられる人気のひと品です。セイコーマートファンで、土用の丑の日に、うなぎではなく「さんま蒲焼重」を食べると言う方も多いそう。ちょっとスタミナが欲しい時に、ぜひいかがでしょうか。
「ビーフ焼肉丼」は、セイコーマートの人気弁当。最近発売になったお弁当で、焼肉大好きな方にも話題のお弁当です。甘辛い焼肉タレで味付けされた牛肉に、細切り玉ねぎ・ニンジン・ピーマンが入っています。全体のバランスも良く、食感が心地よい逸品です。「ビーフ焼肉丼」のお値段は580円。スタミナもつきそうな、満足いく食べごたえ十分。
ランチのお弁当におすすめの「ビーフ焼肉丼」ですが、ビールにもあうと好評!夜の小腹が空いた時や、飲み会の帰りに買って帰る方も多いようです。
セイコーマートのお弁当はどれも美味しいと評判ですが、おにぎりも外せません!おにぎりはセイコーマートでも上位人気で、手のひらからはみ出しそうな大きさが特徴です。ホットシェフでは、毎日店内でごはんを焚いており、あつあつのごはんで作られたおにぎりは、どれも格別の美味しさ!
おにぎりメニューの中でも、人気ナンバーワンは、すじこのおにぎり!お値段は280円とおにぎりにしては少しお高めですが、ひとつだけでもかなりのボリュームでお腹いっぱいになってしまいます。すじこがたっぷり入ったおにぎりは、北海道ならではの逸品!一度食べたらヤミツキになると評判です。セイコーマートへ立ち寄った際は、ぜひトライしてみてくださいね。
最後にセイコーマートについて分析していたら気になったことがあります。筆者は札幌育ちであり、セイコーマートのことをセコマと略すのが常でありました。周りもセコマと言います。しかし、札幌以外の地域出身の人はセコマではなくセーコマと呼ぶのだそう。さらにはセコマ、セーコマではなくセイコマと呼ぶ人もいるとのこと。
果たして、どちらの言い方が多いのでしょうか?そこで我々はtwitterアカウントを用いて、みなさまにご質問させていただきました。その結果が下記です。
「株式会社セイコーマートは、2016年4月1日付で「株式会社セコマ」に商号変更致します。」
そのため、今後はアンケートでも多数を占めた「セコマ」と呼ぶのが最適でしょう。
道民には既にセイコーマートは馴染み深いとは思うが、この記事が皆様のセイコーマートへの理解が少しでも深まれば幸いです。末筆ながら アンケートにご協力していただいたtwitterの皆様方にここに感謝の意を表して、当文を閉じさせていただきます。 PR

セイコーマートの由来

セイコーマートの特徴
セイコーマートの特徴を以下4点でご紹介させていただきます。
①ワインが美味しい

②地域性を重視している



③道民からの愛され方が凄い

④ホットシェフのクオリティが高い

セコマのホットシェフのお弁当は何がおすすめ?
カツ丼

クオリティの高いセコマのカツ丼

豚丼

温玉ぶた丼

カツカレー

ハーフカツカレー

とり天丼

辛口とり天丼

ボリュームのある激盛り!

チキン南蛮重

千切りキャベツがアクセント

さんま蒲焼重

土用の丑の日はさんま蒲焼重!

ビーフ焼肉丼

ビールにも合うビーフ焼肉丼

大きなセイコのおにぎり

人気ナンバーワンのすじこおにぎり

セイコーマートの呼び名はセコマ!?

このようにセコマと呼ぶ方が多いです。アンケートをした後で、申し訳ないですが2月25日の時点でセイコーマートのコーポレーションサイトにて、このように変更されているのを発見いたしました。セイコーマートの呼び名を教えてください。
— 北海道LOVERS (@hokkaido_lovers) 2016年3月15日

道民には既にセイコーマートは馴染み深いとは思うが、この記事が皆様のセイコーマートへの理解が少しでも深まれば幸いです。末筆ながら アンケートにご協力していただいたtwitterの皆様方にここに感謝の意を表して、当文を閉じさせていただきます。 PR