
福岡市内を半日で巡る観光モデルコース
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福岡市内を半日で巡るモデルコース順路

博多駅→東長寺→櫛田神社→博多町家ふるさと館→福岡市博物館→福岡タワー→天神地区屋台めぐり、でご紹介します。
福岡市内を半日で巡るモデルコース詳細

博多駅からの出発を12時として、半日で周れる見立て。このコースでは昼食は済ませている前提なので、昼食の時間はとっていません。博多駅から地下鉄で4分「祇園駅」下車徒歩5分、あるいは博多駅から徒歩約15分で東長寺に到着します。
東長寺 12:15~13:00
オフィスビルやホテルが立ち並ぶ一角にある東長寺は、空海が806年に、日本に帰国して最初に作った真言宗の寺院。立派な朱色の五重塔が目を引きます。
出典:ameblo.jp
こちらにある「福岡大仏」は、高さ10.8m、光背の高さ16.1m、重さ30tの日本一の木像座像。後方の壁面には5000体の小さな仏像が彫りこまれている重厚さ。
この大仏像の台座内には、とてもスリリングな「地獄極楽巡り」があり、恐ろしい地獄絵図のレリーフの先の暗黒の通路を通り抜け、通路途中にある「仏の輪」までたどりつければ極楽に行けるそう!

東長寺から櫛田神社へは地下鉄「祇園駅」乗車「キャナルシティ博多前」下車で約2分、「キャナルシティ博多前」駅から櫛田神社までは徒歩約3分。東長寺から櫛田神社へは徒歩で約10分なので、地元の景色を眺めながらの散策を楽しめます。
櫛田神社 13:15~14:00
祭神は大幡大神(櫛田大神)・天照大神・素戔嗚大伸(祇園大伸)の三神。社伝によれば天平宝字元年(757年)松阪の櫛田神社と天照大神を勧請したのが縁起とされ、御利益として縁結び・不老長寿・夫婦円満・商売繁盛などがあげられます。御朱印や御朱印帳集めをしている方は、こちらの御朱印と御朱印帳は忘れずにチェックして下さい。
博多祇園山笠の美しい御朱印帳はもちろん、赤と黄色の「ニ〇加せんぺい」の御朱印帳なんて、こちら以外のどこにもありませんからね!

出典:よかなび
密かにパワースポットとして注目されているのが、境内にある不老長寿の霊験あらたかと言われる3羽の鶴が集う「霊泉鶴の井戸」と、櫛田神社の裏手にある、注連懸稲荷神社(しめかけいなり)に並ぶ赤い鳥居。興味があるかたはお見逃しなく。
出典:博多の魅力
また、櫛田神社の境内には、歴史的な遺跡である「博多塀」が移築されています。これは豊臣秀吉が戦乱で崩れた町を再興するために、焼けた瓦や石を使って作った塀。博多区でも数カ所にしかない貴重な遺跡なので、忘れずにご覧ください。
櫛田神社から博多町家ふるさと館までは120m、徒歩2分ほどです。
博多町家ふるさと館 14:10~15:20

出典:よかなび
博多織の織元が住居兼工房として使用していた、明治中期の町家を移築復元。展示棟では、おもに明治から大正時代の文化や歴史、祭り、伝統などの展示物や博多祇園山笠の映像、伝統工芸の実演や、博多の伝統工芸である博多人形・博多曲物・博多独楽・博多張子の絵付けを体験することが可能です。 町家棟では、建物自体の鑑賞や、博多仁和加(はかたにわか)の定期公演、博多織の実演と体験が行われています。

特に、博多織の小物は間近でじっくり見る機会があまりない物ですよね。この機会にぜひ

福岡市博物館へは、博多町家ふるさと館からは徒歩3分の祇園町バス停から乗車して約30分、福岡タワー南口で降車します。
福岡市博物館 16:00~17:30

出典:まるごと福岡博多
平成元年(1989年)アジア太平洋博覧会のテーマ館として建設されたのち、改装されて現在の福岡市博物館として正式に開館。 国宝の金印「漢委奴国王」や天下三名槍である「日本号」をはじめ、福岡・博多に関係がある歴史資料を中心に展示されていて、旧石器時代から始まり、戦国時代、福岡藩の時代・近代都市福岡時代などを経て、現在の福岡まで、歴史を順にみていけます。 福岡を代表する祭りの一つである「博多祇園山笠」について設けられたコーナーにある、福岡市博物館のために作られた舁き山(担いで走るための山笠)「軍師官兵衛勲」や、明治時代の山笠の様子がわかるジオラマなどはとても珍しいものなので、じっくりご覧ください。
出典:フォートラベル
近代都市福岡のコーナーには、「機械遺産」に認定されている、日本最古の現存する国産自動車「アロー号」が展示されていて、車好きの方は必見ですよ!
福岡市博物館から福岡タワーへは、「サザエさん通り」を歩いて4分ほどで到着予定。サザエさん通りには、サザエさん一家に関する展示物などがあるので、どこにあるか探しながら歩くのも一興です。
福岡タワー 17:40~18:30

出典:ウィキペディア
平成元年(1989年)開催のアジア太平洋博覧会にあわせて建設された福岡タワーの高さは234m。海浜タワーとしては日本一の高さを誇ります。
123mの高さにある展望台は、360度の景観!

その時期に来られたら、福岡タワーからの眺めとともにタワーのイルミネーションもどうぞご鑑賞くださいね。

福岡タワーから天神へは、徒歩とバスで約30分。バス停は「西鉄グランドホテル前」です。
屋台めぐり 19:10頃~

一度も屋台経験がない方は、天神地区の屋台を体験してから、次回は中洲地区に挑戦、というのはいかがでしょうか。
【中洲】山幸
場所は福岡県福岡市中央区。冒頭でも話したように屋台=ラーメンなどのイメージがありますが、そのイメージを覆してくれる屋台。山幸は洋食屋さんで勤めていた大将が営んでいます。
出典:食べログ
そのため、もつ鍋やおでん、味噌ホルモン以外にも洋食屋のちょっとこんでいる味、チーズや魚介の入ったメニューを味わえます。特に人気なのは、ナスの明太チーズ焼き(900円)。イタリアンと博多で有名な明太子をたっぷりと入っており、カリカリになったチーズとビールの相性もばっちり。【中洲】かじしか
場所は福岡県福岡市博多区。屋台の限られたスペースの中にはショーケースを備えている屋台。ショーケースの中には店主が自ら当日漁師から買い付けた魚介類、さらには肉類がびっしり詰められています。
出典:livedoor Blog
かじしかは豊富な串のメニューがあることで知られていますが、串メニューは1本200円からと大変リーズナブルな価格。野菜や肉類だけではなく、名物はフルーツをベーコンで巻いたりするなど変わった串も。
テレビでたびたび紹介されており、地元でも有名店となっているので、週末は予約して訪れるのが良いでしょう。
【天神】小金ちゃん

出典:ぐるなび
場所は福岡県福岡市博多区。小金ちゃんはなんと創業40年を超える老舗の屋台です。焼きラーメンの発祥としても知られています。
出典:食べログ
焼きラーメン(700円)は濃厚に凝縮されたとんこつスープが素となっており、病みつきになること間違いないです。ラーメンだけではなく、丼もの、揚げ物などお酒が好きな大人だけではなく、食べ盛りの学生や若い人など幅広く好まれる豊富なメニューがあることも人気の理由の1つ。
焼きラーメン以外にもだしの効いた卵焼きの中にたっぷりと福岡の名物の明太子が入っているめんたいたまご焼きも人気な印象です。
【天神】喜柳
場所は福岡県福岡市中央区。西鉄福岡駅からすぐに位置しておりアクセスも抜群のため、いつもお客さんでいっぱい。鉄板メニューが人気。目当てにしてくるお客さんが多いです。その中でももちもちギョウザ(500円)は常連さんがおすすめする1品です。肉汁がたっぷりしみ込み、ボリュームを感じるむっちりとした食感が好評です。他にも焼きラーメン、博多地鶏バーグ、博多一口餃子も人気。
約80種類を超えるメニューを用意していますが、お客さんの要望を作ってくれる裏メニューも!他の屋台と比べてこの喜柳は1人でも入りやすいかもしれません。
【天神】あほたれーの(ahotaleeno)

出典:ぐるなび
場所は福岡県福岡市中央区。あほたれーのはなんとなく南米の雰囲気が漂っています。ここでの人気メニューは自家製ジャンボコロッケ(250円)です。ホクホクのじゃがいもが詰まっており、たっぷりのケチャップとの相性が抜群。 ちなみに土曜日の限定ということ。かなりのレアメニュー。の未聞尾もビールや酎ハイだけではなく、カクテル系はもちろんのこと、ウォッカやテキーラまでそろえています。また、天神地下街には、平成28年(2016年)にリニューアルした英国調のデザインの、SNS映えすると話題になっているトイレが4カ所あって女性専用のトイレも。ちなみに、トイレが使える時間は地下街の出入り口が閉まる24:30まで。 半日で周れる福岡の観光モデルコース、いかがでしたか。今回のコースは、徒歩・地下鉄・バスのみの使用でしたが、福岡市内のバスは、便数が多く、あまり待つことなく乗ることができ便利。コンパクトシティ福岡市をどうぞお楽しみください!