
まるで映画の中の世界!高知の美し過ぎる川の仁淀ブルーを求めて
四国の川といえば、山々に囲まれた美しい渓谷、澄んだ水質で、毎年多くの家族連れやグループが訪れる人気の観光スポットですよね。今回は、そんな大自然を満喫できる四国の美しい川の中でも、その青さが「青いインクを垂らした様にみえる」と、異次元の美しさを持つ「仁淀川」を紹介します。

それから徐々に話題となり、最近では仁淀ブルーを一目で見ようと、行楽シーズンには多くの観光客が仁淀川を訪れます。それでも、四万十川や吉野川に比べるとまだ知られていないということもあり、秘境の雰囲気。仁淀ブルーの青が綺麗にみれるのは、8月中旬〜1月中旬、10-14時頃で、太陽の高くなるお昼頃が最も青くみえます。

続いて、仁淀川の絶景、SNS映えの撮影ポイントを紹介していきます。


音とは対照的に、景色はとても静かです。ほんのりと青い澄み切った水、細かなミストのような水のしぶきがあがる滝壺の周りは、夏でも冷んやりと涼しく感じられるでしょう。大きな岩壁が立ちはだかるその地形から、昼間でも薄暗く、岩壁に囲まれてそこに居ると、まるで洞窟の中のよう。1日を通して日陰の時間帯が長いのですが、少しだけ日が差す時間帯も。日が差し込むと川の水の色も変わり、滝にも日が差してより美しく見えます。


こんな所を歩くの?という場所もありますが、にこ淵の仁淀ブルーには、険しい道を通ってでも見に行く価値があると思います。鎖を頼りに、崖のような所をくだったり、はしごを降りていきますので、動きやすい格好で、履き慣れた靴で行ってくださいね。数年前は、鎖やロープのみの厳しいコースだったそうですが、メディアで紹介されて観光客が増えてきた現在では、丸太の階段があったりと少し歩きやすくなっています。

難しそうであれば無理をせず、前述した雨竜の滝コースで楽しみましょうね。そんな少し険しい道のりを降りていくと、開けた場所に出ます。ここが、仁淀ブルーを満喫できる「にこ淵」です。太陽の光が高い所から差し込み、周りは明るい緑の樹に囲まれた、青い泉のようにみえるその場所は、映画の中の世界のよう。少しの離れた場所の川底も見ることができる程の透明度が高い水質は、光の具合によって水色や濃い青い、周りの木々の葉の緑のを反射して、エメラルドグリーンのような色味に見える箇所もあり、一つの絵画のよう。

仁淀ブルーも、希少だからこそ、人々を惹きつけるのかもしれません。そんな人々を魅了する仁淀ブルーの青さは、一度見たら忘れられません。


仁淀川の上流から河口側に車を走らせると、「池川茶園工房Cafe」という看板が見えてきます。高知は、お茶の名産地としても有名で、しっかりとした味わいが特徴。そんな高知のしっかりした味わいの茶葉を使ったプリンやソフトクリームが評判のおしゃれカフェです。
こちらのカフェはお茶農家の奥さまたちが立ち上げたそうで、こだわりの茶葉を使用した「かぶせ茶プリン」「ほうじ茶プリン」は大人気。夏に人気のソフトクリームは、クリームの甘さと、お茶のほろ苦さが美味しいと男性のお客さんからも好評の一品だそう。こぢんまりとした可愛い見た目ですが、もともとは居酒屋さんだった店を、農家の奥さまたちでリフォーム。内装の白いペンキで塗られたキッチンもおしゃれです。天気が良ければテラス席で仁淀川を見ながらお茶をいただくことができます。

いかがでしたか?映画の中の世界のような絶景を楽しめる仁淀川。テレビやSNSの画面越しからもはっきり分かる仁淀ブルーの美しさですが、実際みるとその透明度に驚かされます。大自然に癒されたい!という方には行っていただきたいおすすめスポットです。
仁淀川ってどんな川なの?

出典:SPOT
仁淀川上流へは、高知市内から車で2時間弱。国の「日本でもっとも綺麗な川」に5年連続で選ばれ、その川の色は、澄み切った水と底の緑色片岩の影響から、信じられない程の美しい青色をしています。
その青色は「仁淀ブルー」と呼ばれ、メディアでも特集を組まれるほど。

他の時期ですと、藻が繁殖して川が緑っぽく見えるので、ぜひ仁淀ブルーの見れる時期に行ってみてくださいね。
神秘的な雰囲気の「中津渓谷」からスタート

出典:高知県観光コンベンション協会
緑の木々と剥き出しの岩に囲まれた「中津渓谷」を通って、仁淀ブルーを目指します。大きな岩のトンネルや、自然の中にかかる真っ赤な橋、剥き出しの大きな岩には苔がびっしり生えていて、神秘的な雰囲気。森林浴をしているような気持ちいいコースは、道も舗装されていて、軽装で歩くことが出来ます。15分くらいの道のりですので、お子さん連れのファミリーにもおすすめの散策コース。渓谷の所々には、可愛らしい七福神の石像を隠れています。七つの小さな神さまを見つけると、御利益もありそうですよね。近くをチョロチョロと流れている仁淀川の水は透き通って川底まで見る事ができます。
魚が泳いでいるのを見つけたりと、ゆっくりと景色を見ながら散策すると楽しいですよ。
洞窟の中にいるような気分になる「雨竜の滝」

出典:フォートラベル
中津渓谷を歩いていくと、滝の音が聞こえてすぐ、目の前に雨竜の滝が見えてきます。落差およそ65m、二つに枝分かれした個性的な姿の滝は仁淀川の絶景ポイントの一つ。
滝の轟音を身体で感じ、迫力も満点!近くの話し声もかき消される程です。

運が良ければ、滝の上に虹が見えるかもしれないので、探してみてくださいね。
異世界の青さ仁淀ブルーを見るなら「にこ淵」

出典:YouTube

仁淀川に来たからには、最も仁淀ブルーの青さを堪能できるスポット「にこ淵」に行きましょう!

ただ、数年前よりは歩きやすくなったとはいえ、お年寄りや小さなお子さんは、ちょっと厳しいコースかもしれません。

自然界で青色というのは、実は珍しく、その美しさから有名になった動植物もいるくらいです。

実際見るのがモチロン一番ですが、写真からも青さがよく分かるのです、時期や時間をねらって、ぜひカメラなどで残しておくと良いですよ。
⑤おすすめ休憩&グルメスポット「池川茶園工房Cafe」

出典:高知のWEBメディア ZEYO -ぜよ

美しい景色の仁淀川を堪能した後は、近くで美味しいものを頂いて、休憩してはいかがですか?

テイクアウトもできるので、近くで綺麗な川を見ながらのんびり休憩したり、お土産にもよさそうですね。仁淀川を訪れる際は、寄ってみてはいかがでしょうか。