
一般人でも使える関西の学食をご紹介
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学食というと、学生のための食堂と思われるかもしれませんが、一般の方でも利用できる所は案外多いです。学校ならではの安くて美味しい学食から、デートにも使えるおしゃれな学食、もはや学食とはいえない本格レストランまで、関西の大学が誇る様々な一般人でも使える関西の学食をご紹介しましょう。
◆大阪の学食
☆関西大学 千里山キャンパス
○レストラン チルコロ
吹田にある関西大学のメインキャンパスである千里山キャンパス。その正門を入ってすぐの新関大会館南館4階にあるお店。眺めのいい窓際にテーブル席が並ぶおしゃれな店内で、店員さんが注文を聞きに来て配膳をしてくれる普通のレストラン形式です。 メニューが豊富で、特にカレーやエスニックライス、ロコモコなどのご飯ものが充実しています。お勧めはシェフ自慢の日替わりランチ「チルコロランチ」。パンかライスが選べ、スープが付いて1000円以下とお得です。メニューはすべて、ライス大盛り無料なのも嬉しい。
○ダイニングホール・ディノア
正門からゆっくり歩いて5分ほどのところにある凜風館2階の食堂。約1000席あるという広々とした空間で、千里キャンパス最大規模の学食です。約100種類ものメニューがあり、量り売りのサラダバーや惣菜バーなどもあって、バランスを考えた食事も可能! 看板メニューは「関大マグマ丼」。麻婆豆腐と唐揚げという組み合わせのボリューミーな一品。デザートも充実していて、「関大プリン」は大人気メニューです。千里山キャンパスにはこの他にも以文館1階の「レストラン法文坂」や社会学舎1階の「社会店カフェソシオ」があり、それぞれオリジナルメニューを揃えています。
☆関西外国語大学 ICC
○アマーク・ド・パラディICC
枚方にある関西外国語大学のICC(インターナショナル・コミュニケーション・センター)。その1階に、学食というにはあまりにもおしゃれなお店「アマーク・ド・パラディICC」があります。 全面ガラス張りの開放的で明るい店内に、イギリスのデザイナーユニット、バーバー・オズガビーによる「チップ・トーン・チェア」がポップなアクセンとを添えています。ワンちゃんOKのテラス席もあり、天気の良い日には気持ちの好い風に吹かれながら食事を楽しめます。 こちらのお店はなんといっても、デートにも使えるスタイリッシュなお店なのに学食並のCPが最大の魅力でしょう。 日替わりランチが550円、薪釜で焼いた本格ナポリピッツァ(サラダ付)が650円など、大変リーズナブルなメニューが揃います。ランチタイムはセルフサービスですが、この価格なら納得ですね。ディナータイムはパスタやピッツアはもちろん、前菜やメイン、ドルチェまで、本格的なビストロ料理が味わえます。 大学内ですがワインなどのアルコールも充実。なんと10月いっぱいまで飲み放題、食べ放題付きのビアガーデンもやっていて、サラリーマン会社帰りのからも人気です。関西外大内の「厚生北館」には、麺類や丼ものが味わえる「第一食堂」も。
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◆京都の学食
☆京都大学 吉田キャンパス
○カフェレストラン カンフォーラ
左京区吉田本町にある京都大学 吉田キャンパスの、正門を入ってすぐにあるお店。バーカウンターやテラス席もあるおしゃれなカフェで、京大のシンボルである時計台を窓越しに眺めることができます。
メニューが豊富で、日替わりランチ(594円)やパスタ、カレーなどのフードメニュー、ドリンクやスイーツなどのカフェメニューやビール、ワインなどのアルコールメニューも充実。
名物は、京都大学第24代総長の尾池氏プロデュースによる「総長カレー」。
「シーフードカレー」「ビーフカレー」「ステーキカレー」の3種類があり、ステーキカレーはカレーライスの上にステーキがど~んと乗った、迫力の一品です。
○La Tour/ラトゥール
京都大学吉田キャンパスのシンボルである、大正14年建造の時計台記念館。その1階にあるフレンチレストラン。天井の高い、広々とした空間で、レトロで落ち着いた雰囲気があり、真っ白なテーブルクロスが清潔感を漂わせています。
ランチメニューの3つのコース(1620円~)とディナーメニューの3つのコース(3240円~)、お勧めの料理の他に、カレーやパスタなどの軽食メニューも。京大オーケストラの主要メンバーによる定期演奏会などもあり、日本を代表する大学で、本格的なフレンチが堪能できます。
吉田キャンパスには他にも、ケバブが味わえる「カフェテリア ルネ」や、お惣菜と定食のいかにも学食らしい「中央食堂」などがあります。
☆京都大学 桂キャンパス
○La Colline/ラ・コリーヌ
西京区にある京都大学桂キャンパス内の、福利棟1階にあるフレンチレストラン。白を基調とした清潔感のある広々とした店内は、シンプルでスッキリとした印象。肘掛けの付いた大きな椅子で、ゆったりと食事が楽しめます。
人気はランチサラダブッフェ。すべてのメインデッシュにサラダ、スープ、ライス、パンが付いており、ブッフェ台から好きなだけ取ることができます。メインデッシュも「ハンバーグステーキ 選べるソース」や「豚ロース肉のチーズカツレット デミグラスソース」などが1000円とリーズナブルで、ブッフェには珈琲、紅茶などのドリンクも用意されています。メインデッシュもボリュームがあり、大満足のランチです。
ディナーメニューもコースが2700円から。大皿料理のパーティーコースも。また、毎月第2日曜日のランチタイムにはクラシックの演奏会が行われます。
桂キャンパスには他にも「カフェテリアSelene/セレネ)」や「カフェArte/アルテ」など気軽に食事やカフェを楽しめるお店があります。
☆同志社 室町キャンパス
○アマーク ド パラディ 寒梅館
烏丸にある同志社大学今出川校地。今出川キャンパスを中心に4つのキャンパスがあり、その中の一つに室町キャンパスがあります。キャンパスには煉瓦造りの美しい複合施設の寒梅館があり、その1階のおしゃれなカフェレストラン。
テラス席やオープンキッチンなど、とても大学内のレストランとは思えない洗練された造りで、インテリアデザイナーの森田恭通氏が手掛けた店内は、スタイリッシュでありながら落ち着いた空間。今出川キャンパスの隣り、道路に面した所にあるので、学内を通らずに利用できる行きやすさも。
メニューは「日替わりランチ」や「カレーランチ」が550円など、学食プライス。ディナーメニューもメインやパスタ、ピッツァなど、豊富なメニューが1000円以下で味わえます。
ソフトドリンクやパフェなどのカフェメニューはもちろん、ビールやワイン、カクテルなどのアルコール類も充実。飲み放題プランも。また、アマーク ド パラディのTwitterをフォローした画面を店員に見せると、ご飯大盛りのサービスがあります。毎日ツイートされる合言葉でソフトドリンクがタダになるチャンスも!
○フレンチレストラン will/ウィル
寒梅館の最上階、7階にあるフレンチレストラン。まるで教会のような佇まいの店内は、大学の施設内とは思えない静けさがあり、上品な印象。
窓からの眺望も良く、比叡山や大文字山が一望でき、五山の送り火の日には予約が殺到するそうです。
ランチは2週間で内容の変わる2600円と3600円の2つのコース、ディナーは3250円の手軽なコースから月替わりのお薦めフルコース5400円、完全予約制のお任せフルコースなど3種類をご用意。同志社オリジナルのビールや同志社ワインと共に味わってみてはいかがでしょう。
夜は東山の夜景も楽しめ、ホテル並みの味とサービスも行き届いており、繰り返しますが、とても大学の施設とは思えません。デートや特別な日に訪れてみたい、そんなお店です。
今出川校地には他にも「良心館食堂」やオムライス専門店の「erica」など、気軽に使える学食が多数あります。詳しくはHPをご覧ください。
◆兵庫の学食
☆関西学院大学 西宮聖和キャンパス
○マナホール
西宮にある、緑豊かな西宮聖和キャンパス。その7号館にある、和洋中なんでも揃う食堂です。
広々とした清潔感のある空間で、気軽に食事が楽しめます。日替わり定食や軽食などメニューが豊富で、程よい辛さの「カレーラーメン」310円や、ソースが選べるふんわり卵の「オムライス」370円など、ここでしか味わえない限定メニューがリーズナブルに味わえます。
☆関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパス
○三田屋本店関学店
あのステーキハウで有名な三田屋が、なんと関学の西宮上ヶ原キャンパス内にあるといから驚きです。1984年の開店以来、学生はもとより、地域住民からも親しまれて30年以上。学生会館新館1階に、そのお店は静かに佇んでいます。
人気は看板メニューでもある「ステーキランチ」。熱々の鉄板に、スライスされた牛肉と玉ネギ、スライスポテトが乗って登場。ジュージュー焼きながら、好みの焼き加減で戴きます。これにスープとサラダとライスが付いて1200円。地元から愛されるのもわかります。メニューは他にハンバーグやトンカツなどもご用意。
西宮上ヶ原キャンパスには他にも「BIG MAMA」や「BIG PAPA」など、これぞ学食という大変リーズナブルに食事ができるお店があります。